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塗装のにおい

新築の家に入居したあと、随分長い間、壁紙の糊の匂いや、塗装の匂い、新しい機械の匂いがとれなかった。いわゆる新築の匂い、なのだが、あまり嗅いでいて健康にいい匂いではない。
新築に入居後、仕上がりの悪さや汚さで、何度か工事の人を呼んだ。一つに塗装の仕事といえるだろう壁紙と壁紙の隙間の目隠し塗装があった。今現在の住宅じゃ、淵にある木の部分、階段、窓枠などの気に見える部分、これは全部印刷された壁紙が貼られている。中身はきっと合板。だから、表面がきれいな木を使わずに印刷物で隠せるから木材を安く出来る訳だ。その印刷した板紙を突き合わせたところに隙間が出来てたので、目立たなくしてくれと目地的なものを施工する塗装やさんを手配してもらった。目が慣れてくると、目地で埋めて欲しい隙間なんて結構いっぱいあったりするんだけれど、当初はなかなか見えないもの。
きた塗装の方、最近流行りだろう香りのする柔軟剤を使っているのか、香水をつけているのか、よい香りがする。工事の人なりに気を遣っているのだなと好意的に思えたのだが、少々その柔軟剤だかの香りが強め。塗装工事のあと、その理由がわかった。
塗装をしたあとの廊下、階段がすごいシンナーの匂いで溢れていた。何時間か窓を開けて換気すればなくなりますと言ったが、強いシンナー臭。工事のお兄さん、このシンナーのせいで鼻が利かなくなってて、柔軟剤の匂いを濃くしてるのだ。匂いの強い柔軟剤か、多めの柔軟剤を使ってる。職業病ではあるのだろうが…臭い。作業後は、その柔軟剤の強い匂いとシンナーの強い匂いが混ざって家に溢れてて、吐きそうになった。そもそも強い柔軟剤の匂い苦手なんだけど。しかし大変なんだなぁと気の毒に思ってしまった。